Header image

本当の専門医の探し方

歯科医の看板にはおおよそ「歯科」「矯正歯科」「小児歯科」のいずれかを見かけるかと思います。昭和53年より、これらいずれかから、自分の専門のものを表記してよい事になりました。それでは、「矯正歯科」とあったら矯正の専門家なのかといわると実はそうとも言えないのです。医療内容の標榜については、医師の自己判断で良いからです。自分は「矯正が出来る」と思えば、矯正の標榜を出してよいのです。もっと言えば、三つ全部掲げても良いわけです。事実、そういった看板はしばしば見かけます。そんなこんなで本当の精通した専門家を探すというのは簡単ではないと考えられます。そこで、矯正専門医の一応の目安を考えてみたいと思います。厚生労働大臣の指定する「育成医療指定医の条件」に基づくとするならば、歯学部卒業後5年以上、矯正の専門の研修を受けた歯科医という事になるのではないでしょうか。なぜ5年かというと、自分が研修中に治療したケースがどのような経過をたどっていくかを一通り経験するのに最低5年を要する為です。矯正治療後のトラブルである「後戻り」「将来の歯根吸収(溶ける事)」の有無まで見届けなければなりませんから。しかしながら、こうした事はやはり患者さん側から見ると不透明で見分けにくいものです。そこで、日本矯正歯科学会は認定医・臨床指導医制度を導入しました。また、令和元年8月15日に「日本矯正歯科専門医機関」が、令和2年には「日本矯正歯科専門医」が認定されることとなりました。供し絵治療のみに特化した個人歯科医院も増えてきています。審査をクリアして登録がなされるものですので、これらに該当しているかというのも1つ目安となるでしょう。日本矯正歯科学会では地域ごとの認定医を調べる事も可能です。気になる方はそこもチェックしてみるといいと思います。

admin

About author

admin