皆さんが楽しく美味しくお食事をしている度に、お口の中の細菌たちも良い思いをしているはずなのです。口内には良い菌、悪い菌それぞれ合わせて、6000億ほどの細菌がいるのではないかなどと言われているようです。お口の中で悪さをする虫歯菌なども、皆さんのお食事の食べカスから栄養を補給しつつ口内で増殖しているのです。皆さん自身が、虫歯菌にエサを与えたつもりはなくとも、虫歯菌をはじめとするお口の中の細菌は、皆さんが歯ブラシなどの磨き残しをみつけてはしっかりちゃっかり食べカスからの栄養を御馳走にあずかっているはずなのです。皆さんが今日は歯を磨いたから大丈夫と思っていても、歯ブラシの磨き残しはあるものでお口の中を鏡などでよく観察してみると、実はいつも同じ箇所に歯垢がたまっていたりもします。誰しも歯磨きのブラッシングの癖や、磨くことの難しい歯の凹凸などもありますから、自分自身では磨き残し無であると思っていても、歯と歯の隙間には、たっぷりの食べカスが残っていたりもするものなのです。
「感染性肺炎」と「誤嚥性肺炎」
高齢者の死亡原因に挙げられる「感染性肺炎」と「誤嚥性肺炎」には異なりがあります。「感染性肺炎」は、細菌やウイルスなどの感染によって引き起こされる症状を言いますが、「誤嚥性肺炎」は、誤って肺に入り込んでしまった水分や食べ物 […]
05
1月